明日は明日の風が吹く

昨夜の雨と風で、桜はすっかり散ってしまいました。

地面にひっついた無数の花びらは、明日には茶色に変色して、いっそうあわれになることでしょう。

そのかわり、木にはメキメキと新緑が芽吹いてきました。

 

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この記事の表題を「明日は明日の風が吹く」と付けたのには理由があります。

 

先日、ブログに真知子巻のことを書いた際、

映画「君の名は」は1953年の古い映画だから、真知子巻なんて誰も知らないだろう!と、自信たっぷりに書いたのに・・・

直後に、あまーち職員の60代女性から(かなりエライ人)、

「私は真知子巻を知っているし、したこともある!」というご連絡をいただきました。

 

そ・そうか〜そうなんや〜。なんかくやしい。

 

そこで、今から70年前の映画でこんなことがあるのなら、もっともっと古い映画のネタはないか!と、探して見つけたのが

 

 明日は明日の風が吹く

 

これは1939年公開のアメリカ映画「風と共に去りぬ」での、主人公スカーレット・オハラのセリフです。

 

1939年といえば、まさしく第二次世界大戦が始まった年。今から83年も前。

ふふふ、さすがにこれなら大丈夫と思ったけれど、

うーん、

真知子巻より、「明日は明日の風が吹く」というセリフの方が、よっぽど人口に膾炙している気がしてきました。

人の心に響くものは時間の経過に関係なく、いつまでも受け継がれていくのかもしれません。

 

あんがい、かなりエライ人の座右の銘だったりして。