監督の言葉をパンフレットより抜粋させていただきました。
「この映画を障害福祉へ関心の無い人たちこそ、ぜひ観てもらいたい」
私が強く願うことは、この映画を障害福祉へ関心の無い人たちこそ、ぜひ観てもらいたいという思いです。
私はこの映画にかかわるまでは、恥ずかしながら、自分もその一人でした。
もちろん、障害のある人を軽視していたつもりはありませんが、被災した障害のある人たちが、こんな状況に置かれていたなど、知る由もありませんでした。
それはきっと、知らず知らずのうちに障害のある人の存在を、忘れていたのだと思います。
普段障害のある人と接点の無い人たちは、きっと私と同じでしょう。
ですから、そんな人たちが映画を観て、実情を知ってくれれば、きっと障害のある人たちの存在を意識し、関心を持ってくれるはずです。
この映画は、過去の東日本大震災を描きながら、すべての人にいずれ訪れる未来の有様をも描いています。
一人でも多くの人に観てもらい、その真実を知っていただきたいのです。